時代を超えてある年齢層に人気のアイテムがあります。
修学旅行の時だけグループ内で一気に話題が広がる木刀です。
日本中の観光地にはどこでも必須のお土産ですね。
昭和30年代会津若松市の白虎隊をモチーフにした「白虎刀」が始まりで、
会津のタカハシ産業という会社が作って
その社長が全国営業して広げたそうです。
「木刀(刀)」=サムライなので
雰囲気として日本の古くからの伝統的なお土産と思ってましたが、
完全に「昭和の観光お土産」ってことですね。
北海道の「熊の彫り物」ほどではないにせよ
徐々に同じような運命をたどると思われていましたが、
洞爺湖では海外からも注文が入る人気商品になってるんですよ。
古く歴史と伝統のある木刀を昭和30年代に
フジワラ産業という会社が中学生に広めたように、
最近では銀魂が洞爺湖木刀を世界に広げて(?)います。
銀魂が洞爺湖に与ええた影響はわかりませんが
洞爺湖木刀にはものすごい変化がありました。
木刀に対して本来横書きされていた「洞爺湖」という文字が
なんと!縦書きにかわりました。
もちろん全国の木刀を全部調べた訳ではありませんが
基本は木刀にたいして横書きだと思います。
どんなことでも生き残っていくには変化が必要ですし
売れるきっかけというのは誰にもわかりません。
少し前にも洞爺湖ではサミットが行われましたが
木刀にも大きなインパクトがありました。
先進国各国のサミット政府関係者が
観光木刀を数百本も買い漁っていって自慢しあってたとの事です。
きっかけはサミット期間中に訪れたアメリカのシークレットサービスの方に
「Secret Service」と彫ってくれとお願いされたことから。
この木刀がサミットを伝えるテレビニュースに映り込み
あらためて観光木刀が話題となりました。
こんなにもドラマのある観光木刀はそう無いのではと思います。
洞爺湖木刀の今後は全く分かりませんが
全国の観光木刀とともに観光地と共に生きていくのが、
観光木刀のサムライスピリットなのかもしれません。
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