Friday, 8 November 2013 お土産

時代を超えてある年齢層に人気のアイテムがあります。
修学旅行の時だけグループ内で一気に話題が広がる木刀です。
日本中の観光地にはどこでも必須のお土産ですね。

昭和30年代会津若松市の白虎隊をモチーフにした「白虎刀」が始まりで、
会津のタカハシ産業という会社が作って
その社長が全国営業して広げたそうです。

「木刀(刀)」=サムライなので
雰囲気として日本の古くからの伝統的なお土産と思ってましたが、
完全に「昭和の観光お土産」ってことですね。

北海道の「熊の彫り物」ほどではないにせよ
徐々に同じような運命をたどると思われていましたが、
洞爺湖では海外からも注文が入る人気商品になってるんですよ。

古く歴史と伝統のある木刀を昭和30年代に
フジワラ産業という会社が中学生に広めたように、
最近では銀魂が洞爺湖木刀を世界に広げて(?)います。

銀魂が洞爺湖に与ええた影響はわかりませんが
洞爺湖木刀にはものすごい変化がありました。
木刀に対して本来横書きされていた「洞爺湖」という文字が
なんと!縦書きにかわりました。

もちろん全国の木刀を全部調べた訳ではありませんが
基本は木刀にたいして横書きだと思います。

どんなことでも生き残っていくには変化が必要ですし
売れるきっかけというのは誰にもわかりません。

少し前にも洞爺湖ではサミットが行われましたが
木刀にも大きなインパクトがありました。

先進国各国のサミット政府関係者が
観光木刀を数百本も買い漁っていって自慢しあってたとの事です。

きっかけはサミット期間中に訪れたアメリカのシークレットサービスの方に
「Secret Service」と彫ってくれとお願いされたことから。
この木刀がサミットを伝えるテレビニュースに映り込み
あらためて観光木刀が話題となりました。

こんなにもドラマのある観光木刀はそう無いのではと思います。

洞爺湖木刀の今後は全く分かりませんが
全国の観光木刀とともに観光地と共に生きていくのが、
観光木刀のサムライスピリットなのかもしれません。

木刀ストラップ

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