設置年度:平成3年
設置場所:洞爺湖町湖畔遊歩道
作品名:太陽の賛歌
作家:小寺 真知子
洞爺湖に降り注ぐ太陽を浴び、躍動感や伸びやかさを感じさせる女性のブロンズ裸身像。全身から若さあふれるエネルギーが発散されているかようで、けれんみを感じさせない。
作者の小寺さんは函館市の出身で道教大函館分校を経てローマ美術アカデミーを卒業し、主にローマで活動を続けている。生まれ故郷の北海道に自分の作品を飾ってもらえば―と、かねてから願っていたという。
片足立ちした女性の視線の先には中島、羊蹄山でもあるのか。体全体で「太陽の賛歌(さんか)」を高らかに歌い上げている。