秋雨の中の春雨

とうとう雪まじりの雨が降ってきました。
寒くなると鍋の季節ですが、そこで春雨です。

でも、こんな秋も深まっている時期に｢春雨」とは、、。

春雨っていうのは中国などアジアの麺類で、
日本が原産のものではありません。
第二次大戦中に中国から入ってこなかったため、
日本でも作られるようになりました。

台湾では「春雨」のことを「冬粉」と呼ぶそうで、
「冬粉」のほうがこの時期ピッタリな感じです。
まあ、どちらもなんとなく粋な名称ではあります。

原材料は緑豆、ジャガイモ、サツマイモのでん粉です。

 洞爺湖でジャガイモは沢山作られていて
でん粉工場もありあます。
やはりというか春雨工場もあるんですよ。

当たり前ですが完全国産の春雨です。

日本国内で春雨の製造って奈良県が主な所です。
ここ洞爺湖町の洞爺食品という会社も作っているのですが、
関東以北唯一の春雨製造工場なんです。

じつはこの洞爺食品の春雨工場創業以来約70年と、
えーと、、春雨が日本で春雨といわれ始めたのが昭和初期、、なので、。

洞爺食品の創業と春雨の命名がだいたい一緒って言うことですね！
しかも創業以来の製法はほとんど変わっていないということです。

ということで秋雨の中、春雨工場を見学してきました。